クーデター後の国家閉鎖で船がガボン周辺に錨を降ろす
[ロンドン 8月30日 ロイター] - データや海事関係者によると、軍当局者が中央アフリカの国で権力を掌握したと主張したことを受け、水曜日、少なくとも30隻の商船がガボン近海周辺に投錨した。
産油国の軍当局者らは、同国の選挙管理機関がアリ・ボンゴ大統領の3期目の当選を発表したことを受け、同大統領を自宅軟禁したと発表した。 国境は閉鎖され、国家機関は解体された。
水曜日にはすでに支援船が増加していた。
分析会社マリントラフィックが水曜日に示した船舶追跡データによると、これらの船舶には商業貨物船のほか、首都リーブルヴィルに近いオーウェンドやさらに南のポート・ジャンティなど国内の主要港の近くに停泊していたタンカーも含まれていた。
英国の海上警備会社アンブリーによると、クーデター発表以降、リーブルヴィルの港湾業務は停止され、船舶の入出港はなかった。
同省は勧告の中で「アンブリーは軍当局による早朝の発表を受けてガボンへの出入りが閉鎖されたことを承知している」と付け加えた。
ドイツのコンテナ輸送グループ、ハパック・ロイド(HLAG.DE)の広報担当者は水曜日、傘下の船舶1隻が現在リーブルヴィルに停泊しており、国境封鎖のため航行できないと発表した。
船舶追跡データによると、デンマークのAPモラー・マースク(MAERSKb.CO)が運航する別のコンテナ船もリーブルヴィルに停泊していることが判明した。 マースクはコメントの要請にすぐには応じなかった。
カーライル・グループ CG.O が全額出資するアサラ・エナジーは、ガボンでの石油生産に影響はなかったと述べた。
アンブリー氏は、ガボンの港が混乱したにもかかわらず、沖合ターミナルは引き続き稼働していると付け加えた。
マンガン鉱山会社コミログとのプロジェクトで同国で港湾物流を運営するデンマークの海運グループNORDEN (DNORD.CO)は、ガボンでの従業員と事業の安全を確保することが最優先事項だと述べた。 Comilog は、フランスの冶金グループ Eramet
ジョナサン・ソールによるレポート。 編集:アレックス・リチャードソンとコナー・ハンフリーズ
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